共働きで残業が多い夫婦
現在、夫婦で共働きをする家庭が増えています。夫婦のどちらかがパートやアルバイトという非正規の勤務形態であれば、家のことに時間をかけられないという問題はそれほど起きにくいです。しかし、夫婦両方が正社員で勤務し、ある程度責任のあるポジションであったりすると、問題が起きやすくなります。そして、ともに残業が増えて帰宅が遅くなり、その疲れから家のことにうまく手が回らないという問題が頻発します。その結果、次の日も疲れが抜けず仕事の効率が悪くなり、また残業になってしまうという悪循環が生まれるのです。
週末にまとめて家事ができればよいのですが、逆に家事で休日が終わってしまいストレスが発散できなかったりします。また、勤務が長いので結局休日は寝て終わってしまうということもあり、家の中のことに時間を割けないまま休日が終わりがちです。そうすると家の中が雑然とし、帰ってきた時に汚い家の中の様子を見て、不満を貯めこんでしまう人もいます。そして喧嘩の種となり、いざこざが起きて最悪の場合は離婚ということも起きかねません。では、どのようにしてのような自体を防げばよいのでしょうか。
残業が多いということは、それなりに残業代が出て収入面で全く余裕がないというわけではないようです。そのため、経済的な不満は少ないケースが多いといいます。収入面で余裕があるのであれば、割りきって家のことは家事業者に委託してしまい、家事はお金で解決するのも一つの手段です。食事も、手作りにこだわりがなければたまに外食で済ませてしまい、パートナーに過度の期待をしないようにします。
決して、相手を思いやらないのではありません。「トラブルを未然に防ぐためにこの選択肢を選んだ」という気持ちでいれば、嫌な気持ちも起こりにくくなります。新しい夫婦のスタイルとして共働き夫婦は家事を外部に委託し、仕事に注力するという生き方もありです。